2016年から2017年にかけて、FacebookやInstagramといった主要なソーシャルメディアでライブ配信機能が導入されました。

マーケティング業界では文字だけのコンテンツよりビジュアルコンテンツのエンゲージメント率が高いとして、画像や動画を使ったコンテンツの作成が活発になっています。

さらに引用元のwhisbiは、視聴者は動画よりもライブ配信を3倍長く視聴するという記事を掲載!

臨場感があり、リアルタイムで配信者とコミュニケーションがとれるライブ配信は多くの人から注目をあつめています。

出典 : whisbi「6 Reasons Why FB Live streaming video IS NOT the best online customer engagement solution on the market

ライブ配信ができるプラットフォームは数多くありますが、マーケティングでライブ配信を使用するならおすすめはやはりFacebookでしょう

幅広い年齢層が利用していることに加えて、誰がライブ配信を見ているのか配信中に表示され、配信終了後はFacebookのフィードで放送時に流れたコメントと共にライブ動画をリプレイできます。

face book live
Facebookをライブ配信におすすめするもう1つの理由は、ライブ動画の配信方法が比較的簡単なこと。

投稿フィードの「ライブ動画」というアイコンをクリックすると、ライブ配信を公開するグループやキャプションの設定ができます。

設定が完了するとスマホやパソコンのカメラとマイクを使って配信開始。

特別な機器を使わずにFacebookのフィードでライブ配信を流せるため、手軽に始められるのに多くの人の目につきやすいという利点が。

今回は事例を通してFacebook Liveを使ったマーケティングのアイデアを5つ紹介します!

【事例1】リアルタイムのクイズコンテストを開催

quiz
ソーシャルメディアのキャンペーンでまず多く行われているのは景品付きのコンテストですね

ユーザーにテーマに沿った画像を送ってもらい優秀者に景品をプレゼントしたり、クイズを出して正解者の中からランダムで受賞者を選んだりと、自然な形でユーザーと交流できるマーケティング手法です。

Facebookでコンテストを開催してユーザーがコンテンツに書き込みをすると、そのユーザーの友達に書き込みをしたコンテンツの通知が届くので、友達から友達へ自然にコンテストの存在が知れ渡り企業認知度を高めることになります。

bamboo

通常コンテストは一定の期間を設けて行われることがほとんどですが、オンライン衣料小売店「boohoo」はライブ配信でリアルタイムのクイズコンテストを開催しました。

boohooは同社のオンラインサイトで開催されるブラックフライデー・セールのキャンペーンの一環でクイズコンテストを開催。

クイズに答えて正解した人の中からランダムでプレゼント受賞者を決めるというもの。

boohooFB

このライブ配信はリアルタイムでプレゼント受賞者が決まるという点でユーザーの興味を引きました。

画面真ん中に1分間のカウントダウンタイマー、画面右側は今回のクイズのプレゼント、そして画面下部にクイズが表示されます。

クイズの答えを考える時間は1分間で、その間に視聴者はコンテンツのコメント欄に答えを書き込み。

answer

タイマーのカウントダウンが終了すると、正解を回答した視聴者からランダムで当選したユーザーが画面左側に表示されます。

クイズはすぐに次の問題に移り、この1分間に1度プレゼントが当選するライブ配信は1時間も続きました。

テンポよく受賞者が決まるコンテストはライブ配信でしか出せないテクニック。

プレゼントが当選するクイズが配信中に複数回表示されたことも、次のクイズに答えたいという視聴者の気持ちにうまくマッチ高い効果を産みました。

boohoo

配信の最後は、最後のプレゼント当選者とオンラインストアにアクセスしてブラックフライデー・セールを楽しんで欲しいという文で締めくくられます。

クイズのプレゼントはターゲット層が好みそうなものを選択して、セールのターゲット層が最後までライブ配信を視聴するように構成されていました。

ユーザーはクイズに当選してもしなくても楽しい時間を共有でき、企業は製品に興味を持っているユーザーを自然にオンラインストアへ誘導できたキャンペーンになりました!
出典 : boohoo(Facebook)

【事例2】イベント会場を中継でリポート

イベントレポート
大規模イベントに出展したり企業独自のイベントを開催したりすると、消費者との交流やおすすめの製品を直接アピールできます。

同時に距離の問題でイベントに参加できないファンもいますが、その点を解消するために一部企業が導入しているのがライブ配信です。

ライブ配信を使ってイベント会場の熱気を伝えることで、オフラインとオンライン両方のファンとつながりを持てます。

BBCLIVE

2017年1月に開催されたCESは、世界最大の最新テクノロジー展示イベント。毎年多くのメディアがCESで展示された注目の最新技術を取り上げています。
特に今年のCESで目立ったのがライブ配信を使ったイベントのリポート。イギリスのニュース番組BBCはCESに参加できないファンのためにリアルタイムでイベントの賑わいを伝えました。

facebooklive

メルセデス・ベンツはCESで行った著名人による講演をリアルタイムで配信しました。イベント内で開催するトークショーや講演は、自社の信念を多くの人と共有するためにライブ配信を使うと良いでしょう。

またリポーターにインフルエンサーを起用すると、消費者目線で展示されている製品や現場の状況を伝えてくれるのでおすすめです。

インフルエンサーのオーディエンスがライブ配信を視聴するので、視聴数増加が期待できます。

出典 : BBC News(Facebook)

出典 : メルセデス・ベンツ(Facebook)

【事例3】製品を上手に利用するアイデアを配信

コスメ
ソーシャルメディアで製品を紹介するときに使用するプロモーションは、企業アカウントからやインフルエンサーを起用して製品に関する宣伝コンテンツやハウツー動画を作成するなど、消費者に役立つコンテンツを提供することが成功へのカギ。

製品を使ってどのようなことができるのか消費者の想像を膨らませましょう

コスメレクシャー

コスメブランドのベネフィットは製品のプロモーションにライブ配信を使用。

実際にコスメを使いながらメイクをする上でのアドバイスをすることで、メイク方法に悩んでいたユーザーを惹きつけました。

動画内で同社が販売した製品が使用されているため、製品の使用感を伝えることで売上に大きく貢献しています。

ライブメイク

さらにベネフィットは視聴者が定期的に視聴できることを意識して、毎週同じ曜日の同じ時間帯に動画を配信。

定期的に上質な情報を発信することで固定ファンを増やしています。

ライブ配信を使ってハウツーなど情報発信をすることで得られるメリットは、配信中に視聴者からの意見を取り入れられるところです。

実際ベネフィットはメイクのハウツー動画配信中に「メイクにどういった種類のハイライトを使用して欲しいか」という質問を視聴者に投げかけました。

あらかじめ撮影した動画を投稿すると、視聴者のリクエストや質問を反映するまでに時間がかかります。しかしライブ配信で視聴者の疑問をその場で解決することで、視聴者の満足度が増し交流がよりスムーズになるのです。

最近では上質なコンテンツを発信する企業が信頼を得る傾向にあります。

ライブ配信なら動画を使って分かりやすい情報を提供し、視聴者の悩みや疑問にその場で答えることができることが強みですね。

ライブ配信を行って上質なコンテンツを届けましょう!

出典 : ベネフィット(Facebook)

【事例4】仕事場を動画で配信するリアルタイムツアー

リアルタイムツアー
動画マーケティングでよく用いられるテーマが、企業の本社や仕事場を紹介する会社見学ツアー。

特に臨場感がありリアルタイムで社内の雰囲気を体験できるとあって、動画よりもライブ配信を活用して会社見学ツアーを行う企業が多く見受けられます。

Facebook Liveはモバイル機器を使って自由に動きながら撮影できるので、見学ツアーの動画配信にぴったりです。

あちこちを動き回るライブ配信を予定しているなら、Facebookがおすすめのプラットフォームの1つです。

キッチンライブ

見学ツアーの醍醐味は、普段見れないところを見ることができるところ。

企業本社の消費者が絶対に入ることができない場所や、実際に製品を作っている作業場、さらに開店前の新店舗の紹介をいち早く行えます。

ファストフード店ダンキンドーナツは、新製品をテストするキッチンを見学ツアーで紹介。

人気のドーナツがどういったところで開発されているのか視聴者に伝えました。

さらに配信時期がバレンタインということもあり、ドーナツでウエディングケーキを作る様子も公開。

普段見ることができない特別な姿を移すことで、視聴しているユーザーにプレミアム感を与えます。

また、ライブ配信の良いところと言えばリアルタイムで視聴者の意見が聞けるところ。

どの部屋を見たいか視聴者に問いかけることで時間を共有しているという感覚を強化しましょう。

facebooklive

ダンキンドーナツは最後までライブ配信を視聴してもらうテクニックとして、キャプションで「重大発表がある」と告知していました。

実際に動画の最後はカップル1組に10,000ドル(約100万円)をプレゼントするというサプライズを発表。このプレゼント企画に参加するには、動画で指定されたURLにアクセスして幸せなカップルエピソードを付け加えて応募する必要があります。
見学ツアーから始まったライブ配信ですが、最後は上手に次のバレンタイン・キャンペーンに移行して、より多くのオーディエンスをキャンペーンに参加させるステップにつなげました。

出典 : Dunkin’ Donuts(Facebook)

【事例5】新製品のお披露目

プレス発表
最後に紹介するFacebook Liveを使ったマーケティングアイデアは、ライブ配信で新製品の発表をすることです。

ソーシャルメディアで新製品の紹介をすることは、フォロワーからフォロワーへ広く共有されることで多くの人の目に留まり大きな効果が期待できます。

画像を使うと製品への理解が増しますが、実際の使用方法や細部まで情報を届けるには動画がおすすめ。

さらにライブ動画を使うと消費者にリアルタイムで使用感を届けることができ、どういった部分が見たいか知りたいかというリクエストにもすぐに回答できます。

視聴者の声を直に聞いて消費者が製品のどういった部分を知りたいのか、どういった部分に魅力を感じているか把握しましょう。今後、ソーシャルメディアでの製品の見せ方やプロモーション方法の参考になります。
新商品のお披露目

ウェイト・ウォッチャーズはダイエット製品を販売するアメリカの企業。Facebook Liveを通してGlow Boxの製品紹介を行いました。

この配信で紹介されたGlow Boxは複数の製品が入ったバラエティパックのようなもの。箱自体もランチボックスとして使用できます。

このように中にいくつか製品が入っていてセットで売られているものは、福袋の開封動画が人気を集めているようにどういったものが入っているのか視聴者は気になるものです。

商品発表

配信では製品をひとつずつ丁寧に紹介。紹介されたものの中には、Bluetoothでスマートホンのカメラのシャッターをコントロールできる製品やスマホに直接つけることができるカードホルダーも入っていました。

一見どのように操作するか分からない製品の紹介は、実際に購入したいと考えている視聴者の参考になります。

Facebook Liveは配信終了後もフィードにライブ動画が残るため、製品を購入した後に使い方を知りたくて検索したユーザーの役に立つという利点もあるのです。

製品が優れていても、使い方が複雑だと感じて敬遠している消費者がいるかもしれません。

魅力をアピールするためにライブ配信で視聴者の意見を聞いて、使用方法の解説するのはとても効果的です。

出典 : Weight Watchers(Facebook)

FACEBOOK LIVE事例まとめ

まとめ
今回紹介した事例は全てFacebook Liveで配信されたライブ動画です。

ライブ配信ができる魅力的なプラットフォームは数多くありますが、Facebookは安定して配信できるプラットフォームとしてダンキンドーナツやメルセデス・ベンツといった大手企業に信頼されていることが分かります。

紹介したように、ライブ配信は他のビジュアルコンテンツよりも臨場感がある体験を消費者に届けることができます。

消費者が外に出ていないのに同じ時間を共有するという特別感は、他のマーケティング方法では中々与えることができません。

中でもFacebookは利用者も多く手軽に配信ができるため、ライブ配信におすすめのプラットフォーム。

Facebookのアプリをスマホにダウンロードしているユーザーが多く、視聴する側も手軽にライブ配信を楽しめる点もポイントです。

ライブ配信をするプラットフォームに悩んでいる場合は、紹介した事例を参考にFacebook Liveを使ってライブ配信を始めてみてはいかがでしょうか。

その他の関連記事

ページ上部へ戻る