ソーシャルメディアがマーケティングに活発に活用されるようになって、インフルエンサーの存在が企業のキャンペーンに大きな影響を与えるようになりました。

ソーシャルメディアで購入やサイト訪問といったユーザーの行動に影響力を与えるインフルエンサーはマーケティングで重要な存在に。キャンペーンでインフルエンサーが起用される確率は、ここ数年で大幅に上昇しました。

人気のあるインフルエンサーマーケティングですが、運用方法やインフルエンサーと企業の関係などで得られる成果は大きく変わります。企業に適したインフルエンサーの選択やキャンペーン中の効果測定などは、インフルエンサーマーケティングを管理するうえで欠かせません。

こういった情報をエクセルデータで管理しようと考えると、途方もない時間がかかってしまいます。業務の負担を減らすためにマーケティングツールを活用して効率よくキャンペーンを運用しましょう。今回はインフルエンサーマーケティングの運用に役立つツールを6つ紹介します。

インフルエンサーマーケティングに役立つツールの種類とは?

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インフルエンサーマーケティングの運用に役立つツールは、ツールごとに役割が異なります。ツールごとの機能や特徴を知って、どういったときにツールを役立てたいか計画を立てて導入しましょう。そこでインフルエンサーマーケティングに役立つツールを大きく分けて2種類紹介します。

インフルエンサーの分析・検索ツール

インフルエンサーマーケティングで一番重要な作業はキャンペーンに最適なインフルエンサーを探すこと。起用したインフルエンサーによってキャンペーンの成功を大きく左右します。とはいってもソーシャルメディアを利用して適切なインフルエンサーを探すのは簡単ではありません。

フォロワー数上位に食い込むトップインフルエンサーなら目につく機会も多いですが、エンゲージメント率の高いマイクロインフルエンサーを探すのは一苦労です。キャンペーンによっては、フォロワーの数で企業に最適かどうかは決まらないという場合があります。

企業のターゲット層とインフルエンサーのフォロワーが一致するか、フォロワーとどれくらい積極的に交流しているか、企業によってインフルエンサーに求める個性は違うはず。ツールを活用して最適なインフルエンサーを探しましょう。

インフルエンサーを分析・検索するツールを使えば、フォロワーのエンゲージメント率や影響力を参考に最適なインフルエンサーを検索可能。InstagramやTwitter、Facebookなどプラットフォームごとに活躍するインフルエンサーの検索に役立ちます。

効果測定ツール

効果測定ツールは他のマーケティングにおいても定番です。インフルエンサーの作成したコンテンツからどれくらいの効果が得られたか、ツールを使ってデータを可視化しましょう。キャンペーン中にコンテンツの効果を可視化することで、途中からアプローチを変更してより良いコンテンツへ改善することもできます。

マーケティング結果を観測して、次のキャンペーンにインフルエンサーを活用するかどうかの目安にも利用可能。効果測定ツールはインフルエンサーマーケティングを効果的に運用するうえで欠かせません。

iCON Suite

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出典 : iCON Suite:https://icon-suite.com/
iCON Suiteは複数のプラットフォームを横断してインフルエンサーの検索・分析ができるプラットフォーム。インフルエンサー分析ツールは通常、TwitterやInstagramなどプラットフォーを限定して使うものが多いです。

そのため複数のプラットフォームのインフルエンサーを検索できる機能はとても便利。多数のソーシャルメディアでインフルエンサーマーケティングを運用している企業におすすめしたいプラットフォームです。横断検索ができるのはInstagramとTwitter、YouTubeの3つ。この3つのSNSをよく利用されるなら導入して損はないでしょう。

主な機能はインフルエンサーの影響力やフォロワーのデモグラフィック確認。ファンの男女比率や年代がグラフで分かりやすく表示されるので、ターゲット層にマッチしているか確認しやすいのがポイントです。

インフルエンサーをフォロワー数で検索していると、どうしても芸能人がひっかかってしまいます。iCON Suiteは検索画面で「芸能人を除いて検索」することが可能。芸能人を除いて影響力が高い人を絞れるので、検索方法に時間を要していたマーケターの助けになるのではないでしょうか。

プランは「トライアル」「ビジネス」「プレミアム」の3つが用意されています。トライアル版は無料で使用できますが、デモグラの確認などは1日3回まで。ビジネス版以降は閲覧制限なし。プレミアム版は基本機能に加えてキャンペーンレポートなど、キャンペーンをより運用しやすくなる機能が提供されます。

Tofu Analytics

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出典 : Tofu Analytics:https://tofu.misosil.com

適切なインフルエンサーの検索と効果測定ができる有能プラットフォーム。適切なインフルエンサーにアクセスできずうまくコンテンツが拡散されないというマーケターの悩みを解消してくれます。

キャンペーンの拡散経路や拡散に貢献しているユーザーを可視化することで正確なデータをリアルタイムで提供。拡散されやすいコンテンツやキャンペーンの設計を低コストで支援します。同社が提供する拡散の分析はかなり有能な機能で、二次拡散と三次拡散まで分析可能。拡散に貢献しているインフルエンサーを特定することで、他社にはまねできない正確さで企業に適切なインフルエンサーを提示します。

独自のデータ分析とモニタリング技術を使って投稿内容の「感情」の分析も可能です。このデータを使って消費者の現状を把握するソーシャルリスニングに役立てましょう。

またこちらのプラットフォームもTwitterやInstagramといった複数のソーシャルメディアを横断的に検証可能。複数のソーシャルメディアを運用するマーケターは、1つのプラットフォームで効果測定できるので労力軽減にも大活躍です。

無料トライアルを実施中で、有料版は月1万円から利用できます。

User Local リツイート分析ツール

userlocal
出典 : User Local:http://rt.nakanohito.jp/

User Localが提供するリツイート分析ツールは無料で利用できます。登録やダウンロードも必要ありません。Twitterの拡散経路を分析するので、Twitter上で活躍するインフルエンサーを探すときにおすすめです。

使い方は簡単。まずはウェブサイトの入力ボックスに分析したい投稿のURLを入力します。するとその投稿をRTしたユーザーと拡散経路、ツイート数と時間帯をデータとグラフで表示。誰から誰に渡って投稿が拡散しているのか一目で分かります。

マーケターは気になるインフルエンサーがいたら、そのインフルエンサーのコンテンツを分析してフォロワーとの交流の確認に使用しましょう。インフルエンサーのコンテンツを好意的に拡散しているフォロワーは、そのインフルエンサーの熱心なファンです。熱心なファンが企業のターゲット層と一致していれば、そのインフルエンサーを起用したキャンペーンは大きな反響が得られると予測できます。

もしくは、フォロワーの中から拡散力の高いインフルエンサーを探し出すときに使用しましょう。企業のコンテンツを分析して、拡散してくれているユーザーをチェックします。その中で拡散力の高いフォロワーがいれば、企業に興味のあるインフルエンサーの可能性が高いです。

さらにそのユーザーのフォロワーからフォロワーへ拡散されているということは、企業に興味を持ったオーディエンスのいるインフルエンサーかもしれません。うまく活用してキャンペーンに起用するインフルエンサー候補を探しましょう。

BuzzSumo

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出典 : BuzzSumo:https://app.buzzsumo.com/amplification/twitter-influencers

コンテンツの拡散状況やインフルエンサー検索に活用できるプラットフォーム。海外から提供されているサービスですが、日本語で検索できて検索結果も日本の情報が表示されます。簡易的な機能は無料で利用できますが、すべてのデータを閲覧するには有料プランに登録しましょう。年額の支払いだと料金がお得になり、月79ドル(約7,900円)から利用できます。

インフルエンサーを検索するページでは、キーワードでインフルエンサーを絞り込んで検索。Twitterのプロフィールから対象のインフルエンサーが検索されます。インフルエンサーの情報は「フォロワー数」「リツイート率」「リプライ率」「平均リツイート数」といった基本情報が表示されるので、情報をもとにインフルエンサーの影響力を確認しましょう。

またBuzzSumoには、指定したキーワードやドメインでシェア数の多いコンテンツをランキングで表示する機能があります。各コンテンツの「View Sharers」をクリックすると、Twitterでそのコンテンツをシェアしたユーザーを表示。そのコンテンツに興味があり拡散に貢献したインフルエンサーが可視化できるので、インフルエンサー起用のときに参考になります。

Make My Persona

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出典 : Make My Persona:http://www.makemypersona.com/

ターゲット層と一致することを条件にインフルエンサーを探す企業も多いのではないでしょうか。インフルエンサー起用の基準は様々かと思いますが、インフルエンサーのペルソナを明確に設定しておくことはインフルエンサーマーケティングを進めていく上で大事なステップです。あらかじめペルソナを設定しておくことで、マーケティング運用のシミュレーションや実際にアプローチするときの目安に役立ちます。

ワードなどを作ってペルソナの設定をしておくこともできますが、ペルソナ作成ツールの「Make My Persona」を活用してみてはいかがでしょうか。Make My Personaは質問に答えることでペルソナを作成できるシンプルなツール。

英語で提供されている機能ですが、短い文章で質問されるので翻訳ツールを使うことで十分対処できます。ペルソナの設定に使う項目を考える必要もなく簡単に作成できるので、ペルソナを可視化したいというときに利用してください。

SPRAY for Agency

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出典 : SPRAY:http://sp-ray.com/products/for-agency/

こちらはインフルエンサーの影響力可視化とキャンペーンのフロー支援に役立つプラットフォーム。サイトの問い合わせからデモを申し込むことができます。
インフルエンサーの検索・管理からキャンペーンの運用まで、インフルエンサーマーケティングに特化したサービスを提供します。

インフルエンサーマーケティングのプロジェクトを複数管理できるので、インフルエンサーマーケティングに関する情報やデータが分散せず集約できる点が嬉しいポイント。忙しいマーケターの手間を軽減する工夫が施されています。
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出典 : SPRAY:http://sp-ray.com/products/for-agency/

もちろんインフルエンサーだけではなくフォロワーも詳細に分析。過去の投稿データの分析など他のインフルエンサーマーケティングツールでは得られないサービスを提供します。ワンクリックでリストの作成ができるので、情報の管理や共有がしやすいという点も魅力。クライアントに提出しなければいけない書類がある場合も、1から作る必要がなく便利です。

プロジェクト管理機能は、目的や予算、スケジュール、メモを残せるので複数のキャンペーンを一度に運用する場合は特に役立ちます。ソーシャルメディアマーケティングはインフルエンサーやそのフォロワーなど情報が多いので、こういった機能を利用して効率よく管理しましょう。

さらにSPRAYはチャットでの相談機能が充実しています。インフルエンサーを起用したことがない人、インフルエンサーを起用したキャンペーンの運用に不安を感じている人にも安心です。インフルエンサーを起用する際に、価格設定をどうしたら良いかといった悩みはありませんか。インフルエンサーに関することをチャット機能で直接相談できるので、不安を解消してキャンペーンに挑むことができます。

インフルエンサーマーケティングを初めて行うため不安を感じているというマーケターは、サポートの充実したプラットフォームを選ぶと良いでしょう。

まとめ

 まとめ
インフルエンサーマーケティングはキャンペーン用のコンテンツ、インフルエンサーとの関係、オーディエンスのデータなど管理する情報が多いマーケティング方法です。効率よく運用するためにはマーケティングツールを取り入れて必要な情報の取得と管理が求められます。

膨大なデータを一人で管理することは簡単ではありません。チームやクライアントへの情報共有のために、資料を作ることも大きな負担となります。ツールを利用することでマーケターの労力が軽減しましょう。

今回紹介したツールを活用してインフルエンサーマーケティングの効果を最大まで引き出しましょう。

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