少し前までSNSといえばTwitterやFacebookでしたが、今注目を集めているのはInstagramですね。

利用している芸能人も多くYahooニュースになる記事の出処がInstagramであることも多くなりました。Instagramは日本国内のユーザー数が1200万人超えるほど成長しているSNSのため企業のマーケティング市場として重要な市場になってきました。

Instagramは2年前からTwitterと同様に、個人事業、法人を問わず自社の予算内で広告を配信できる自由度の高いセルフサービス型広告の配信が開始されています。

低予算で誰でも簡単にInstagramに広告を出稿できますので、新しい広告媒体を探していた事業主の方はぜひ試してみたいですね。

本記事ではInstagram広告の特徴から、注意点、広告出稿までの一連流れを解説いたします。

Instagramとは?

インスタグラムとは
Instagramをひとことで説明するなら写真共有SNSです。さまざまな写真加工を施して、おしゃれでかわいい雰囲気に編集することが可能です。

その素敵な写真を軸にして他のユーザーと交流が深まっていきます。今は様々なInstagram公式の関連アプリが登場し、画像の加工の種類や予約投稿もできるようになりました。

InstagramはFacebookに買収されたあと、Facebookとの連携をすすめ広告運用もFacebookに近いインターフェイスになっています。

Facebook同様に少ない予算でも設定や広告次第で大きな成果を期待できる広告となりました。

Instagram広告の特徴 年齢層

インスタグラム特徴
Instagramの利用者は20歳代が男性で約50%、女性で60%と若年層が中心となっているのが特徴です。

若い世代の女性のアクティブ率が高く、ファッションやコスメなど女性をメインターゲットとする企業が中心となって広告の運用が進められています。

Instagram広告の特徴 ハッシュタグ

ハッシュタグ
Instagramの特徴はハッシュタグを使ったユーザーとの繋がりです。

Instagramにはキーワードを入れて検索する機能がないため、投稿に関連付けられる複数のキーワードをハッシュタグにして投稿します。

ユーザーはそのハッシュタグをクリックし、キーワードに関連づけられた様々な投稿を見て回るのです。

広告主側としては、このハッシュタグを上手く活用することで自社のブランド認知を高めることが可能になります。このハッシュタグはユーザー同士が趣味や興味関心があるものの共有手段になるため、写真や動画につけるテキストと同様に考えます。

人気のハッシュタグを使うこともユーザーに見てもらう手段のひとつですが、投稿のテーマや内容に関連しているハッシュタグをつけることも効果があります。

例えば、ファッションの投稿を広告として配信する時には、「#トップス」「#デニム」などをハッシュタグとしてつけていきます。

Instagram広告の特徴 拡散性が低い

拡散性低い
写真を見ると投稿するに特化しているため、他のユーザーへシェアするという概念がありません。

気にいった投稿には「いいね」しかなく、その投稿が拡散されない特徴があります。

そのかわりFacebookやTwitterと連動させることができるので、Instagramの投稿がFacebookやTwitterで拡散という流れは見受けられます。

Instagram広告の種類

インスタ広告種類
Instagramの広告には3種類あります。

①写真広告

この広告は写真投稿の形式で配信されるメニューです。
画面上部に広告のPRが表示され、画像下部に行動を促すボタンが配置されています。

これは広告を見た人が、モバイルアプリのインストールや、サービスの申し込み、商品の購入ページへ誘導などを促すことが可能です。

②動画広告

この広告は最大30秒の動画を配信できるメニューです。
写真広告と同じ場所に行動を促すボタンが配置されており、動画をみたユーザーに指定サイトの閲覧を促す、動画をダウロードまたは購入させることも可能です。

③カルーセル広告

1つの投稿に対して、複数の画像や動画を表示できる広告メニューです。スライドショーのように3~5個の画像を左にスワイプさせる表示ができます。

商品のパッケージを載せる、アプリの詳細を表示させるといった方法で指定サイトへ誘導することが可能です。

Instagram広告の課金方法

Instagramの課金方法は以下の通りになります。

・CPM
Cost Per Millの略でインプレッション単価と呼びます。
広告が1,000回表示された時点で課金が発生します。

・CPC
Cost Per Clickの略でクリック単価と呼びます。
自社サイトに誘導や購入といったボタンをクリックされた時点で課金が発生します。

・CPI
Cost Per Installの略でインストール単価と呼びます。これはアプリ広告に適用され、アプリがインストールされるごとに課金されます。

Instagram広告の画像・動画要項

広告要項
推奨画像サイズは、1080×1080ピクセルで画像比:1:1であること。
画像より20%以上を占めるテキストは使用できません。

動画フォーマットは.mp4または.movのいずれか。
解像度は720p以上で、推奨アスペクト比は正方形(1:1) であること。
動画の長さは最大30秒で30 MBまで。

画像を使用してスライドショーを作成する場合は、画像は3~7枚まで。

広告がカルーセル形式の場合は、画像サイズは1080 × 1080ピクセルで画像比1:1であること。画像より20%以上を占めるテキストは使用できません。
3〜5枚まで画像の使用可。

広告の下に表示できるテキストも公式推奨125文字、上限300文字まで。URLを記載してもリンクにならないためご注意下さい。

Instagram広告の配信箇所

iOSまたはAndroidのInstagramアプリのフィード上に広告が表示されます。パソコンやスマートフォンのブラウザでInstagramを閲覧する場合は広告が表示されません。

Instagram広告出稿の準備

出港準備
Instagramの広告出稿に向けて必要な準備があります。

  1. 利用者の設定
  2. Facebookビジネスマネージャーの取得。
  3. ビジネスマネージャーとInstagramの紐付け(Instagramはプロフィール画像を登録しないと広告作成時にエラーが発生します)
  4. 広告アカウントの取得のビジネスマネージャーと紐付け。
  5. Facebookページの作成とビジネスマネージャーと紐付け。

Instagramの広告配信にアカウントは必須ではありませんが、広告作成時に広告へコメント返信が出来ないことや、Facebookページの名前とプロフィール画像が自動で広告に引用されることがあります。

では、広告配信に向けた4つの設定と紐付け方法を紹介します。

利用者の設定

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新しい利用者の追加から管理者を指定します。

ビジネスマネージャーの取得

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business.facebook.comに移動後、「アカウントを作成」をクリックします。

事業名を入力後、「次へ」をクリック。広告主の名前と業務用メールアドレスを入力で完了です。直後にビジネスマネージャーへ移動します。

ビジネスマネージャーとInstagramの紐付け

1
ビジネスの設定をクリックし、「Instagramアカウント」を選択後、「新しいInstagramアカウントを取得」をクリックします。Instagramのユーザーネームとパスワードを入力後、Facebookビジネスマネージャーへの紐付けが行えます。

次に、ビジネスマネージャーと広告アカウントを紐付けするために、広告アカウントを取得します。

広告アカウントの取得と紐付け

4
新しい広告アカウントの追加をクリックし、作成をクリック。任意の広告アカウント名を入力し作成をクリックします。

Facebookページ の作成

6
Instagramで広告出稿を開始するにはFacebookページが必要になります。

Facebookページを選択し、「新しいページを追加」をクリック。ビジネスのカテゴリーを選択します。ページ名を入力して再度カテゴリーを選択後「Facebookページを作成」をクリック。

すでにFacebookページを取得している場合は「Facebookページを取得」からURLの入力で紐付けされます。

Facebookページ の作成

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ビジネスマネージャーからパワーエディタを選択します。支払い方法を設定していなけれ
ば、この段階で支払方法のページへ移動できますので、手続きを進めて下さい。

Instagram広告出稿の手順

同画面の「広告セットの作成」、「新しい広告を作成」にチェックし、名前入力欄に入力をして「作成」をクリックします。

①キャンペーンを作成

Instagram広告に対応しているキャンペーンの目的を以下の7つから選択します。

それぞれの目的の解説は以下のとおりです。

「トラフィック」
指定したウェブサイトへユーザーを誘導しアクセスを増やします

「コンバージョン」
ユーザーがウェブサイト上でサービスの登録や商品の購入といった行動を増やします。

「ブランドの認知度アップ」
自社ブランドの認知度向上を目的として興味を持ちそうなユーザーにアプローチします。

「投稿でのエンゲージメント」
投稿に対するいいね!やコメント、またはシェアや動画の再生、写真の閲覧を増やします。

「動画の再生を増やす」
動画の広告を配信して再生数を増やします。

「アプリのインストール」
モバイルアプリのインストールを増やします。

「アプリのエンゲージメント」
モバイルアプリの利用機会を増やします。

「広告セットの作成」、「新しい広告を作成」の名前を入力して「作成」をクリックします。今回はトラッフィクを選択しました。

②広告セットの設定

広告キャンペーンの作成後、広告セットでターゲットの設定を行います。予算、広告の掲載期間、配信ターゲットの設定が可能です。

Traffic

サイトとアプリどちらのトラフィックを増やすのか選択します。

予算と掲載期間

広告にかける1日あたりの予算と掲載期間を設定できます。

ターゲット

・カスタムオーディエンス
連絡先やウェブサイトへの訪問した人、アプリ利用者に広告を配信できます。

・地域
日本全体の指定、またや都道府県別や市区町村、郵便番号を指定してその地域にいる人だけに広告表示させる、その地域だけ広告を配信しない、など指定が可能です。

・年齢
1歳毎に13歳から65歳以上の指定ができます。ただし65歳以上はすべて一括りになっています。

・性別
男性、女性、すべてから選択。

・言語
言語を指定して広告を配信することができます。例えば地域で日本を選択し、言語を英語にすると、日本に在住していて英語を話す人を指定できます。

・詳細ターゲット設定
「利用者層」
学生、子供がいる人、勤務先など、Facebook上の個人属性から指定。

「趣味・関心」
例えばスポーツやファッション、趣味や興味あるページのいいね!などからユーザーを指定できます。

「行動」
商品を買うといった行動をしているユーザーを指定できます。

・つながり
今までに指定したターゲット設定を満たす人のうち、自社のページやアプリとつながっている人だけを指定できます。

このようにInstagram広告では、Facebookのデータを元にしてユーザーの属性と興味・関心まで、細かくターゲット層を設定し広告を配信することができます。

配置

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配置を編集でInstagramにチェックを入れます。

最適化と配信

・広告配信の最適化対象
広告の配信タイイングを目的によってあわせることが出来ます。この設定によって適切な入札金額でターゲット層が決定します。

・入札額
入札価格によって、広告の配信が効果的になされるのか決まります。
おなじターゲット層に広告を考えている他社とオークション形式になります。

・請求のタイミング
広告の課金がどのタイミングでなされるかオプションで選択できます。そのオプションによって広告料金の課金額が変動します。

・配信タイプ
広告配信スピードを選択できます。緊急性のない広告や、限られた時間でターゲットに配信したい時にはスピード配信で、緊急性のない場合は通常配信をおすすめします。

②広告の設定

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  1. 画像・動画・カルーセル形式の中から広告形式を選択。
  2. 誘導するウェブサイトURLを指定。
  3. テキストにハッシュタグを記入。125文字推奨ですが300文字まで入力可。
  4. 表示させる画像または動画を選択。
  5. 広告に表示させる見出しとニュースフィードリンク説明文を入力。
  6. ユーザーに促すアクション(行動)を指定。

全ての設定が完了をしたら「変更をアップロード」をクリックして完了となります。

広告マネージャで広告アカウントに支払い方法を追加していない場合は、エラーがでます。支払い方法の追加後リフレッシュボタンをクリックして、広告のアップロードを実行しましょう。

まとめ

まとめ
Instagramは写真と動画といった視覚的な興味や関心が中心となってコミュニケーションが築かれている一味違うSNSになっています。

芸能人のInstagramが話題になりがちですが、一般ユーザーの中にも芸能人なみのフォロワーを抱えた人気のユーザーが男性女性問わず多数います。

芸能人を広告に活用するには予算の関係で難しくても、ファッション、インテイリア、コスメといったジャンルで人気の一般人である彼ら彼女らの協力を仰ぐことができれば、低予算で金額以上の結果を得ることも不可能ではないでしょう。

ジャンルに縛られずに10代から人気を集めるユーザー。20代から人気を集めるユーザーの波及力も期待できるでしょう。

Instagramで自社ブランドの認識が高まればTwitterで拡散し、さらに費用対効果の大きい運用も可能になりますよ。

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