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アクティブユーザーが全世界で月6億人を超えるInstagram。企業やインフルエンサーがInstagram上でキャンペーンを頻繁に行っているので、Instagramを介して製品を知ったという消費者も多いのではないでしょうか。

Instagramは画像や動画といったビジュアルコンテンツに特化しているソーシャルメディアです。毎日なんとなくソーシャルメディアを利用しているユーザーに、ビジュアルコンテンツを利用して自然な形で製品やサービスのアプローチができます。
出典 : Omnicore:https://www.omnicoreagency.com/instagram-statistics/

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ソーシャルメディアマーケティングで重要になるステップが、ファンや見込み客との交流です。文字だけのコンテンツよりも、ビジュアルコンテンツを含んだコンテンツの方がユーザーの目に留まりやすくコメントやいいねといった反応を引き出せます。投稿するときに必ずビジュアルコンテンツが必要になるInstagramはユーザーと交流する場として最適です。

Instagramはライブ配信や手軽に投稿できるストーリー機能を取り入れるなど、さらにインタラクティブなビジュアル機能を強化しています。消費者に楽しんでもらいながらより快適にキャンペーンを運用できそうです。

多くの企業がInstagramマーケティングに参入していますが、今回の記事ではInstagramの利用者層の分析、基本的なマーケティング方法、実際のマーケティング事例をまとめたいと思います。Instagramマーケティングの基本情報を知りたい方はぜひ参考にしてください。

Instagram利用者層

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利用者層は?

引用元のOmnicoreによるとInstagramユーザーの68%が女性です。たしかに数字を見ると女性の割合が多いのですが、ビジュアルコンテンツをメインにした同様のソーシャルメディア「ピンタレスト」の利用者層は女性が80%です。ターゲット層が男性でビジュアルコンテンツをメインにしたキャンペーンを行うのであれば、利用者数と男女の比率を考えるとInstagramの方がおすすめです。

18~29歳のインターネット利用者がInstagramを利用している割合は28%で、30~49歳のインターネット利用者数がInstagramを利用している割合は4%。30歳以上になるとInstagramを利用している割合は急激に落ちますが、18~29歳の間でInstagramを利用している割合は4分の1です。このデータから、Instagramは比較的若い年代をターゲットにしたキャンペーンの運用で大きな効果があることが分かります。

男女ともに人気が高いジャンルはファッションやライフスタイル。女性にはコスメ・美容関係も人気です。世界中の美しい写真も人気を集めることがあり、Instagramらしい美しく目を引く画像を使えばジャンルを問わず注目を集めるチャンスがあります。
出典 : Omnicore:https://www.omnicoreagency.com/instagram-statistics/

Instagramのマーケティングに活用できる機能

Instagramで行われている基本的なマーケティング方法は、良質なコンテンツでターゲット層にリーチして、製品や企業のアピールをすることです。日常的にコンテンツを更新して新規顧客獲得、既存ファンとの交流を促進することで、新製品の宣伝や企業認知度向上に役立ちます。

様々な角度から良質なコンテンツを配信するために、多くの企業がInstagramの機能を効果的に活用しているのです。ここではマーケティングに使える機能を紹介します。

複数投稿

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出典 : Instagram Blog:http://blog.instagram.com/post/157572774352/170222-multiple

いままでInstagramは、コンテンツに1つの画像か動画しか投稿できませんでした。しかし2017年2月、同ソーシャルメディアは1つのコンテンツに最大10個まで写真か動画を投稿できるようにアップデート。たくさんのコンテンツを提供する機会が増えました。

この機能がコンテンツ作りに与える良い影響は3つあります。「画像・動画選定を易しくすること」「表現力の幅が広がること」「画像の再利用ができること」です。

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影響3つ

出典 : @sydnesummer(Instagram):https://www.instagram.com/sydnesummer/

まず「画像の再利用ができること」に関してですが、これはInstagramの持つ特有の空気が影響しています。ソーシャルメディアごとに好まれるコンテンツやよくある話題など、それぞれ特有の色を持っていますよね。Instagramは洗練された画像が目を引くソーシャルメディアです。

Instagramで活躍するインフルエンサーは、自身が投稿したコンテンツが並ぶプロフィールページの全体的な色のバランスを計算してコンテンツを投稿するほど、画像や動画ひとつひとつの仕上がりを重要視しています。Instagramを仕事で活用しているアカウントほど、この厳選された写真を投稿するという空気感は強くなるのです。

こういったInstagram特有の特徴と1コンテンツに画像が1つしかつけられなかったことから、気に入った画像で似たようなものがあれば1つに厳選するしかなく、日の目を見なかった写真が多くあったのでないでしょうか。

しかし複数投稿できるようになったことで画像の再利用が簡単になりました。たとえば角度が違うだけで同じ製品を撮影した写真の中に、気に入ったものが数枚あったとします。もし同じような写真を別々で連投すると、スパムのような印象や面白みのない印象を与えてしまうかもしれません。

しかし1つのコンテンツにまとめて投稿することで、製品の異なる魅力を紹介しているコンテンツに早変わりです。サムネイルでは最初のビジュアルコンテンツが表示されるのでフィードのバランスも崩しません。より多くの画像を紹介することで、ユーザーを楽しませることができるようになるのです。

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表現も広がる

次は「表現力の幅が広がること」についてです。画像や動画を同じコンテンツ内で続けて投稿できることで、いままで出来なかった表現方法でユーザーにアプローチできます。

例えば「画像の再利用ができること」で出てきたように、製品の別アングル写真を複数投稿して製品の全体的なデザインをユーザーにイメージしてもらいやすくなります。デザイン性で購入を決定する商品に関しては、特に正面だけではなく後方や左右のデザインも確認したいものです。全体的なデザインを伝えることで売上増加に貢献できます。

また何かのやり方を説明するコンテンツにも応用できます。レシピの工程を複数の写真を使って紹介することで、分かりやすさがぐんとあがります。DIYのレシピや料理のレシピ、ハウツーなど、複数投稿を使ってユーザーに良質な情報を届けられるようになりました。

Instagram Stories

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出典 : Facebook Newsroom:http://ja.newsroom.fb.com/news/2016/08/instagram_instagramstories/

Instagramには通常コンテンツの他に、投稿したコンテンツが24時間で消えるInstagram Storiesという機能があります。これはストーリー機能と呼ばれ、スナップチャットでも人気がある機能です。

ストーリーに投稿した写真や動画はスライドショー形式で1つのコンテンツに保存されて、アプリのトップページからいつでも見ることができます。

2016年8月に導入された新しい機能ですが、徐々に利用者数は増加して多くの企業がマーケティングに活用しています。
ここまでInstagram Storiesの人気がでたのは、Instagram上で気軽にコンテンツが投稿できるからという側面があります。

フィードに表示されるInstagramの通常コンテンツは、複数投稿を取り上げたときに説明したように、ある程度のクオリティがある厳選されたコンテンツです。ちょっとした遊び心で投稿できる機会が少なかったのですが、Instagram Storiesの導入でアプローチ方法が大きく変わりました。

Storiesは投稿したコンテンツが24時間で自動消滅することに加えて、通常のフィードとは別の場所にコンテンツが表示されます。そのためStoriesに投稿するコンテンツは、そこまでクオリティや全体的なバランスを気にする必要がなくなりました。ユーザーに遊び心のあるコンテンツを提供できやすくなったことも、ユーザーとの新しい交流方法の開拓に貢献しています。

Storiesは24時間しか表示されないため、フォロワーが定期的に企業のプロフィールページにアクセスしてくれるようになるというメリットも魅力です。

ストーリーの機能

Instagramマーケティングに新しいアプローチ方法を提供しているStoriesですが、徐々に新機能が追加されています。カメラアプリでよく見かけるスタンプ機能や文字入れ機能の他に、「メンション」と「位置情報スタンプ」がマーケティングによく活用されている機能です。

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Stories機能

出典 : Instagram Blog:http://blog.instagram.com/post/152996384057/161110-storiesupdate

「メンション」はInstagramにアカウントを持つユーザーを、ストーリー内にタグ付けできる機能です。インフルエンサーが企業の製品をストーリー内で紹介したとすると、このタグ付け機能を使って企業アカウントへのアクセスを誘導できます。

使用方法はストーリーの編集画面の文字入れ機能で、@を先頭に加えてアカウント名を入力するだけ。複数のアカウントをタグ付けできるので、イベントの告知や参加者の多いキャンペーンに便利です。

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Storiesでタグ付け

出典 : Instagram Blog:http://blog.instagram.com/post/154725737577/161220-stickers

「位置情報スタンプ」は場所の情報をスタンプに組み込んで、タップするとその位置の情報が取得できる機能。現在位置と指定した位置どちらも入力できます。

位置情報スタンプを使用するときは、ストーリーの編集画面からスタンプを開き、画像の赤枠で囲まれたスタンプを選択してください。

イベント会場や新店舗開店のお知らせに使えるので、メンションと同様に出番の多い機能です。

ライブ配信

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ライブ配信

出典 : Instagram Blog:http://blog.instagram.com/post/153474421572/161121-launches

最後に紹介するのは、ライブ配信です。

Instagramだけではなく主要なソーシャルメディアの多くが、ライブ配信機能の実装や外部サービスと連携してライブ配信機能を提供しています。リアルタイムでユーザーと交流できる機能は、ユーザーにプレミアム感を与えて企業との絆を強くするのです。

またファッションショーといったイベントでライブ配信を使えば、現地に参加できない消費者にイベントの空気感をすぐに伝えることができます。通常はなかなか得ることのできない情報をスピーディーに提供できることもライブ配信を使うメリットです。

海外事例の紹介

Instagramでは紹介した機能などを使って、多くのキャンペーンが運用されています。海外事例から実際に行われたInstagramマーケティングを紹介するので、ぜひ参考にしてください。

【事例1】Suja juice

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Suja Juice

出典 : @lovesuja(Instagram):https://www.instagram.com/p/BOBVNsrhDZh/

栄養価の高いコールドプレスジュースで有名なSuja juiceは、クリスマス付近の12日間でプレゼント企画を開催しました。
この企画のポイントは12日間異なるプレゼントが提供されたこと。12日の間にどういったプレゼントが提供されるのか、ユーザーにワクワク感を与えました。関連するハッシュタグを複数取り入れることも多くの人の目につくきっかけになったのです。

季節のイベントに関連したテーマは、たくさんのユーザーの興味を引きます。通常更新で投稿しているコンテンツと異なり、テーマを決めたコンテストはお楽しみ感があるので、いままで交流したことのないユーザーと交流するきっかけになります。
イベントに関連して製品の宣伝にもなるので、積極的に取り入れることをおすすめします。
出典 : Wishpond:http://blog.wishpond.com/post/115675437224/instagram-marketing

【事例2】When They Find Us

WhenTheyFindUs
WhenTheyFindUs

出典 : @whentheyfindus (Instagram):https://www.instagram.com/p/BRRSrL2F9-J/

When They Find Usはバンクーバーのビジネス・デザイン・ライフスタイルに焦点を当てた情報サイト。Instagramの新機能「複数投稿」を利用して取材の舞台裏を伝えました。

未公開の舞台裏を伝えることは、ソーシャルメディアマーケティングでよく使われるテクニックです。スポット取材中のオフショットを公開することで、普段見ることができない姿を見ることができるプレミアム感をユーザーに与えました。

舞台裏の写真など類似したコンテンツを連続投稿するとスパム投稿のような印象を与えてしまいますが、複数投稿機能を使うことで1つのコンテンツで様々な写真を紹介できます。舞台裏の様々な場面を見せてユーザーとの交流に役立てましょう。
出典 : Later:https://later.com/blog/instagram-slideshow-posts/

【事例3】Tesla

Tesla
Tesla

出典 : @teslamotors(Instagram):https://www.instagram.com/p/BEBwF1XwJ7P/

自動車会社のテスラは、Instagramで短いビデオを使ったマーケティングを行いました。

ビデオはユーザーの反応を引き出す重要なコンテンツですが、あまり視聴時間が長いと最後まで見てもらいにくくなります。そこでテスラは、自社サイトに投稿した動画のショートバージョンをInstagramに投稿。

短めの動画で多くのユーザーに視聴してもらっただけではなく、動画のロングバージョンが掲載されているサイトの誘導にも成功しました。
出典 : Wishpond:http://blog.wishpond.com/post/115675437224/instagram-marketing

まとめ

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Instagramは月6億人以上のアクティブユーザーを有する巨大なソーシャルメディア。上質なコンテンツを提供すれば、多くの人の目に留まり企業認知度が急上昇するチャンスがあります。

そのためにはターゲット層にあったコンテンツを提供し、Instagramの機能を使って多くのユーザーにアプローチすることが大切です。通常コンテンツだけではなくStoriesやライブ配信を活用して、ユーザーの関心を集めましょう。

今回紹介したInstagramの機能と海外事例をぜひキャンペーン運用の参考にしてください。

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